2030年代に「グローバル市場で日系SDVシェア3割」という目標を国が掲げる中、 現場ではさまざまな課題が浮き彫りになっています。 世界的な競争を勝ち抜くためには、開発スピードが重要です。それを有する新興勢力と対峙すべく、 モビリティ業界とIT業界はいかに垣根を越えて共創し、アジャイルな開発体制を構築すべきか。 走るたびに性能をアップデートし、ドライバーをはじめとする顧客の体験を豊かにする ソフトウェアの開発に、いかにAIを生かすのか。 ──こうした課題を解決するには、安全性という当たり前の品質の向上はもちろん、 顧客の体験を豊かにするソフトウェアの品質も向上させることが重要となります。 車載関連からシステム開発に至るまで、あらゆる「品質創造」をリードしてきたベリサーブが、 最前線に立つ有識者や開発に取り組むゲストをお招きし、最新の実践事例を交えながら、 顧客に選ばれるSDVを開発するためのヒントとそこで必要とされる「品質創造に対する考え方」をお届けします。
イベントタイトル Veriserve Mobility Initiative 2025 SDVの未来を拓く -新たな体験価値を生み出す品質とは
開催日時 2025年102223 両日共通 13:00-16:00(配信開始 12:30~)
開催形式 オンライン配信
参加費 無料
主催 株式会社ベリサーブ
対象
  • モビリティ関連の業務を通じて日々ソフトウェアの品質改善や向上に携わっている方々
  • OEM、部品メーカー、自動運転、EV開発、MaaS関連企業の担当者様
  • 関連システムのセキュリティ対策の担当者様 など
カンファレンス視聴方法の詳細は、事前にご登録いただいたメールアドレスにご連絡します。 注意事項
  • フリーアドレスではなく所属企業のアドレスにてお申し込みをお願いします。
  • 配信内容の録音・録画ならびにそのデータのインターネット上への公開はご遠慮ください。
  • 講演内容および時間は予告なく変更される場合があります。
  • ベンダー様、競合企業様、個人(事業主を含む)のお申し込みはお断りさせていただく場合があります。あらかじめご了承ください。
  • お申し込み多数の場合は抽選となります。
お問い合わせ先:株式会社ベリサーブ VMI事務局 VMI@veriserve.co.jp
タイムスケジュール
12:45 13:05
諸注意事項/お知らせ
13:05 13:15
ベリサーブ代表取締役社長よりご挨拶
13:15 13:55
本田技研工業株式会社 四輪事業本部 SDV事業開発統括部 チーフエンジニア
判治 宗嗣 氏
本田技研工業株式会社 四輪事業本部 SDV事業開発統括部 シニアチーフエンジニア
菅 有里子 氏
13:55 14:00
休憩
14:00 14:30
14:30 14:40
休憩
14:40 15:10
株式会社ベリサーブ サイバーセキュリティ事業部 セキュリティサービス第一課
篠塚 大志
15:10 15:15
休憩
15:15 15:55
一般社団法人Japan Automotive ISAC サイバーセキュリティエコシステム構築センター センター長/技術委員会 副委員長 マツダ株式会社 MDI & IT本部 主査
山﨑 雅史 氏
15:55 16:00
アンケートの記入にご協力ください
12:45 13:05
諸注意事項/お知らせ
13:05 13:45
『ソフトウェアテスト徹底指南書』著者
井芹 洋輝 氏
13:45 13:50
休憩
13:50 14:30
ダイハツ工業株式会社 ソフトウェア開発部 グループリーダー
西光 優 氏
株式会社ベリサーブ ConTrack事業開発部 開発課 課長
横田 浩行
株式会社ベリサーブ 西日本営業部 第一課
湊 孝太郎
14:30 14:40
休憩
14:40 15:10
15:10 15:15
休憩
15:15 15:55
エヌビディア合同会社 エンタープライズ事業本部 事業本部長 一般社団法人ディープラーニング協会 理事
井﨑 武士 氏
15:55 16:00
アンケートの記入にご協力ください
講演内容
招待講演
「価値が多様化するSDV時代における、Hondaの考えるSDVとSDV化への取り組み」
お客様とライフサイクルでつながるSDVは、お客様の多様なニーズをスピーディーにかなえ、移動の喜びを提供します。Hondaが考えるSDVの世界観と実現したい事、HWDからSDVで変化する開発の考え方をご紹介すると共に、E&Eアーキテクチャや開発環境、さらなるDataの活用など、SDVを実現するための将来技術の取り組みと、大規模化するSDV開発に対するチャレンジや課題についてご紹介します。
本田技研工業株式会社 四輪事業本部 SDV事業開発統括部 チーフエンジニア
判治 宗嗣 氏
本田技術研究所入社後、シャシダイナミクス性能解析業務に従事。シャシ先行技術開発を経て量産車開発を推進。その後、次世代ステアリングシステムの研究開発を担当。ステアリングシステムと運転支援技術およびCabin技術の将来像検討を経て、E&Eアーキテクチャの将来技術検討を推進。2023年より将来E&E先行開発を担当。
本田技研工業株式会社 四輪事業本部 SDV事業開発統括部 シニアチーフエンジニア
菅 有里子 氏
パナソニックグループ、NTTデータグループにて、交通管制システム、携帯電話、医療機器、空調システム他、多くのビジネス領域のソフトウェア開発を担当。工場のコストカットタスクフォースのリーダーや、執行役員として営業本部長/経営企画本部長を務めた。2024年より本田技研工業株式会社にてソフトウェア開発適正化タスクフォースを担当。
技術講演
「SDV時代の車載ソフトウェア品質を支える~継続的インテグレーション/継続的テスト(CI/CT)×AIによる自動テスト環境構築~」
車載ソフトウェア開発を取り巻く環境が大きく変化する昨今、単なる部分最適や従来型の改善活動では対応が困難になっています。 持続的に高品質・高効率なものづくりを追求するためには、開発体制・ツール・プロセスそのものを抜本的に見直す“基盤の変革”が不可欠です。 本講演では、当社が取り組む継続的インテグレーション/継続的テスト(CI/CT)× AIによる自動テスト環境構築サービスの事例を交え、SDV時代に求められる「迅速」「高品質」「多様」な開発を実現するためのポイントと、当社の知見に基づく実践的な要素をご紹介します。
株式会社ベリサーブ モビリティサービス開発部
荒井 秀夫
自動車部品メーカーで、ヒューマンマシーンインターフェイスなど電子電装部品のシステム開発、新技術導入に従事したのち、2023年、株式会社ベリサーブ入社。 自動車メーカーの先行開発業務でプロジェクトマネージメント、AIを活用したデータ分析、要件定義に携わる。2025年よりモビリティ業界向けの新サービス開発を推進。
技術講演
「SDV時代のセキュリティ~コンテナ環境のセキュリティリスクとその対策~」
自動車業界においても仮想化技術の一つであるコンテナ技術の活用が進んでいます。これまでは、コネクティッドサービスにおけるサーバーでの活用が中心でしたが、SDVへの進化に伴い、今後は車載システムでの活用が見込まれています。 本講演では、車載コンテナを活用する際のセキュリティ上の脅威と対策についてご紹介します。
株式会社ベリサーブ サイバーセキュリティ事業部 セキュリティサービス第一課
篠塚 大志
外資系セキュリティベンダーを経て2024年、株式会社ベリサーブ入社。マルウェア解析/リバースエンジニアリングの分野で20年の実績を持ち、CODE BLUEやPacsecなど国際セキュリティカンファレンスへの登壇も経験。 現在は、リバースエンジニアリング調査・検証のリーダーとして、ソフトウェア、コンテナ、産業制御機器(PLC)、モバイルアプリの解析・セキュリティ対策を主導。
招待講演
「SDV時代におけるサイバーセキュリティの重要性」
自動車サイバーセキュリティ品質を向上させるためには、サプライチェーンを構成する事業者が抜け漏れなくシームレスな対応を行うためにさまざまな取り組みを進める必要があります。 本講演では、SDV時代におけるセキュリティの重要性をサプライチェーンの観点で取組むべきことに加え、SBOMの導入に向けた課題と展望について紹介します。
一般社団法人Japan Automotive ISAC サイバーセキュリティエコシステム構築センター センター長/技術委員会 副委員長 マツダ株式会社 MDI & IT本部 主査
山﨑 雅史 氏
2015年JAMAに設置された日本版Auto-ISAC設立準備会の発足から携わり、2021年2月の一般社団法人化から現在まで幹事会社メンバーとして運営をリード。 2025年より、一般社団法J-Auto-ISAC サイバーセキュリティエコシステム 構築センター長に就任。 セキュリティと常にセットで語られるOTAやソフトウェアアップデートに関しても国内外の業界団体で委員やエキスパートを歴任。 マツダ株式会社では情報セキュリティ委員会、委員長としてクルマ、IT、OTを包括して全社のセキュリティに関するプロセス、ルール、ガバナンスの維持/強化を推進。
招待講演
「チームのテスト力を総合的に鍛えてシフトレフトを推進する」
車載開発においては、SDVによるプロダクトのサービス化やライフサイクルの長大化により、品質実現力、スピード、レジリエンスといった開発チームの総合力の強化が求められています。そこでのソフトウェアテストのアプローチも、このチームの総合力強化に貢献するものでなければなりません。本講演では、現代的な開発で求められるチームの総合力強化とは何かを解説した上で、その実現手段としてシフトレフトを推進するテストアプローチについて解説します。
『ソフトウェアテスト徹底指南書』著者
井芹 洋輝 氏
開発者、コンサルタント、テストエンジニア、QAエンジニアなどさまざまな立場でさまざまなソフトウェアテストに携わる。現在は車メーカーでQA/テストテックリードを担当。JSTQB技術委員。テスト設計コンテストU30クラス初代審査委員長。主な著作に『ソフトウェアテスト徹底指南書』『シフトレフトテストを支える現代的なテスト設計』など。
技術講演
「モノづくり・コトづくり改革を支える品質保証 - ConTrackによるプロセス整備と構成管理の実践事例」
本講演では、自動車業界の大規模開発におけるトレーサビリティ管理や構成管理をテーマに、ベリサーブの品質保証の知見とトレーサビリティ管理ツール「ConTrack」を活用した事例をご紹介。ダイハツ工業株式会社の西光様をお迎えし、開発・認証工程のプロセス整備と順守をどのように支援したかを対談形式でお届けします。
ダイハツ工業株式会社 ソフトウェア開発部 グループリーダー
西光 優 氏
2009年にTier1メーカーより現会社に転職。 ボデー制御系アプリケーションソフトウェア開発経験を経て、2020年より現職の内部開発ECUソフトウェア開発グループリーダーを担当。
株式会社ベリサーブ ConTrack事業開発部 開発課 課長
横田 浩行
2009年、株式会社ベリサーブ入社。大手電機メーカーのプロジェクトなどでQAエンジニアを務めた後、新規事業の企画・推進に従事。その後はトレーサビリティ管理ツール「ConTrack」の企画・開発を主導するなど、システム開発全体のQCD向上のためのソリューション開発に注力。情報処理推進機構(IPA)のソフトウェア品質監査制度部会にも参画。
株式会社ベリサーブ 西日本営業部 第一課
湊 孝太郎
2022年、株式会社ベリサーブ入社。主に関西地区の自動車OEMおよびサプライヤーに向けた営業を担当。 自動車業界の変革期において、ソフトウェア検証・セキュリティ検証などのソリューションを通じて顧客の開発課題解決に携わっている。
技術講演
「生成AIアプリケーションに対するテストの実践~AIによって混入する不確実性をどうテストするか~」
現在、生成AI(特にLLM)をシステムの1機能として統合する動きが加速しています。 また、モビリティの領域においては、IVI(車載インフォテイメント)などを中心に生成AIの統合が進んでおります。 生成AIの統合は、システムの能力を高める一方で、確率的な出力に依存するため、開発段階で想定していなかった結果がユーザーに提示される可能性があります。この特性は、従来のシステムとは異質のビジネスリスクを内包しています。 本講演では、そのリスクを最小化するためのアプローチの一つを、実践的な知見と共にご紹介します。
株式会社ベリサーブ 研究開発部 AI&技術戦略推進課
好澤 聡
2020年、株式会社ベリサーブ入社。テスト自動化業務に従事した後、事業部門の技術推進担当として、新技術の導入を支援。 現在は研究開発部にてAI技術開発を担い、AIを使ってテスト・QAを効率化する活動(AI4QA)とAIアプリケーションのテスト・QA(QA4AI)を主軸に取り組む。
特別講演
「次世代を創る、AIの原動力:生成AIの進化とNVIDIAの挑戦」
生成AIは急速に進化し、今や産業や社会を変革する原動力となっています。2025年は論理的な思考を元に自律的にアクションを取れるAIエージェントの元年とも呼ばれており、更なる変革が期待されています。またそのAIは現実世界と融合するフィジカルAIへと発展し、新たな価値を創出するでしょう。本講演では、生成AIに対するNVIDIAソリューションとその挑戦を紹介し、モビリティ領域での応用例にも触れながら、次世代を創るAIの未来像を展望します。
エヌビディア合同会社 エンタープライズ事業本部 事業本部長 一般社団法人ディープラーニング協会 理事
井﨑 武士 氏
東京大学大学院修了。日本テキサス・インスツルメンツ合同会社で主にアプリケーションプロセッサ、信号処理ソフトウェアの開発に従事後、デジタル製品のビジネス開発部門責任者を経て、2015年にエヌビディア合同会社入社。ディープラーニングのビジネス開発部門責任者を経て、現在は、エンタープライズ事業本部を統括。一般社団法人日本ディープラーニング協会 理事、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)技術委員などを兼任。
よくある質問と回答
推奨環境について教えてください。
推奨環境は以下の通りです。 OS:Windows 11以降、macOS 12以降、Android 12以降、iOS 15以降 ブラウザ:Chrome、Firefox、Safari、Edgeの各最新版
申込時に記入した個人情報はどのように管理されているでしょうか?
個人情報については当社にて厳格に管理しております。詳細は「個人情報の取り扱いについて」も合わせて参照ください。
カンファレンスの参加をキャンセルしたいのですが
特にキャンセルのお手続きは必要ありません。
スマートフォン・タブレットでも視聴は可能でしょうか?
可能です。詳細は以下の推奨環境をご覧ください。 OS:Windows 11以降、macOS 12以降、Android 12以降、iOS 15以降 ブラウザ:Chrome、Firefox、Safari、Edgeの各最新版
本カンファレンスの録画や録音はできますか?
著作権や個人情報保護の観点により、講演中の録画・録音・撮影および映像の複製は固く禁じております。ご了承ください。
社内のセキュリティが厳しく、こちらのサイトから視聴ができません。他の視聴方法はありませんか?
申し訳ございませんが、配信は本サイトからのみとなります。 あるいは、個人でご利用のPC・タブレットなど、セキュリティブロックのかからない環境からの接続もお試しください。
マイクやカメラが無いと視聴はできないのでしょうか?
マイクやカメラは不要です。スピーカーとブラウザのみでご視聴いただけます。
1台の端末で複数人が視聴することは可能でしょうか?
特に制限は設けておりませんが、極力参加ご希望の方の人数分のお申し込みをお勧めしています。
1つのアカウントを複数名で共有する事は可能でしょうか?
アカウントの共有はご遠慮いただいております。参加ご希望の方の人数分お申し込みくださいますよう、お願いいたします。
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